株のスクリーニングとは?PER、PBR、ROEを使った絞り込み方法

株式投資

これから取引する銘柄を選び出すことを「スクリーニング」と言います。株トレードをする上で銘柄選定は必ず必要な工程です。本来であればAIを使ってスクリーニングしていくのが一番良いのですが、今回はAIを使わずに銘柄をスクリーニングする方法を解説してみたいと思います。

好業績の割安株を選ぼう。

銘柄を選定していく基準の一つとして、「なるべく好業績で」「しかも割安株」を購入するという考え方があります。言葉で書くとボヤッとしてしまうのですが、これを数値化したテクニカル指標がありますので紹介していきます。

①PER:株価収益率

1株あたりの利益から株価の割安性を判断する指標です。これは、数値は低いほうが良いと言われています。目安としては10倍以下だと「割安なので買い」という判断が一般的です。

②PBR:株価純資産倍率

株資本から株価の割安性を判断する指標です。こちらの数値も低いほうが良いと言われています。目安としては1倍以下だと「割安なので買い」というのが一般的です。

③ROE:自己資本利益率

企業の収益性を図る指標です。こちらの数値は高いほうが良いと言われています。目安としては5%以上だと「買い」という判断が一般的です。あまりに低い場合は、利益が見込めないのでやめておいたほうが良いとされています。

上記の3つの指標によって、「好業績でしかも割安の株」を探すことが可能です。ここから更に自分の買いたいと思う業種や、株主優待などでさらに絞り込んでいくのが、PER、PBR、ROEを使った銘柄スクリーニング手法です。

スクリーニングはどこでできる?

先述した3つの指標は、インターネット、専用ソフト、スマホのアプリなど様々な媒体で確認できます。今回は、楽天証券の「iSPEED」というアプリで先ほどの指標を確認していきます。

まずは「スーパースクリーナー」を選択します。

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すると、さまざまな検索条件による銘柄の検索ができるため、ここでさきほど解説した「PER」、「PBR」、「ROE」を条件追加によって、検索条件として追加します。

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すると、投資金額等の条件項目の下に、新たに追加した項目が出るため、さきほどご紹介した目安数値である、「PER<10」、「PBR<1」、「ROE<5%」という条件をそれぞれに入力します。

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すると、下の検索に(137)という表示がでます。つまり、この条件では137もの銘柄がピックアップされたということです。もちろん137件すべてをみても良いですが、もう少し絞りたいと思えば、それぞれの条件をさらに厳しく設定するか、投資金額など他の条件で絞っていくのが一般的です。

もちろん、このスクリーニングによって銘柄をある程度絞り込めますが、これだけでは売買判断出来ません。銘柄を絞り込んだ後に「出来高を伴って相場が上昇していきているか?」など、最終的に購入する銘柄を決めていくべきです。

さいごに

今回は「PER」、「PBR」、「ROE」を使った絞り込み方法を解説しました。もちろん他にも指標はありますし、検索方法も「スクリーニング」だけではありません。また、この3つの指標はテクニカルなので、鵜呑みにするのは極めて危険です。参考程度にとどめておくのが上手な使い方と言えるでしょう。

基本的にはAIによる銘柄選定をお勧めしますが、AIが無い場合は、自分なりに試行錯誤してスクリーニングを検討し銘柄選定パターンを身につけて下さい。あくまでも今回ご紹介した「スクリーニング」は一例です。他にもさまざまな方法がありますので、自分に合った検索方法を探してみてくださいね。