株チャート検証!テクニカルを10年分検証したら、勝てるのか?

株式投資

今やインターネットを通じてカンタンに情報が手に入る時代となっています。

しかし、ここで一つ抑えておきたいのが「インターネットに載っている情報すべてが正しい訳ではない」ということです。インターネットが発達して情報を安易に探せるようになった現在、様々な情報を自宅にいながら入手できるようになりましたが、そこには間違った情報も平然とネットに転がっているのです。

例えば「このテクニカルさえあれば大きく勝つ事ができます!」とチャート解説付きで解説しているサイトがあったとしても、「勝っている場面だけを切り取った」というだけで、実際に書かれている通りにやってもまるで上手くいかない…という話は枚挙に暇がないです。

間違っている誤解

一般的に上昇トレンドを見極めるには移動平均線の傾きを見れば良いとされています。上向きなら上昇トレンド、下向きなら下降トレンドという見方です。また、2本の移動平均線がクロスする事を「ゴールデンクロス(短期線が長期線を上抜く)」や「デットクロス(短期線が長期線を下抜く)」などがあります。

たとえば一般的には「デッドクロスが出たら売りのサイン」というのが一般的な見方です。デッドクロスが発生するという事は長期的な平均価格よりも直近の株価が売られてきていることを意味しますので、長期的に少しずつ売り傾向にあった株が、業績の悪化等で短期的に売られていくだろうという「予想」です。

しかし、果たしてそのようなテクニカルはどこまで通用するのでしょうか?

出来高を伴って株価が急変した時は最高のねらい目

「デッドクロス」が出たからといって、そこから株価が絶対に下がっていくなんて事はありえません。万能なテクニカルなど存在しませんので、たとえ10年分のチャートを検証しようと、完璧なパターンは見つけられないのです。「だまし」なんていくらでも発生してしまいます。ですので、テクニカルをチャートに表示させても良いですが、あくまでテクニカルは「参考程度」に見るのがちょうど良いでしょう。

しかしそんな中で、重点的に見るべき指標があります。「出来高」です。

出来高は、チャートの中での棒グラフで表されていることが多いです。これは、株が売買された取引量を表しています。つまり、出来高が高いというのは、株を売る側、買う側の取引が活発であるということです。どちらに動くにせよ、出来高を伴って相場が動いた時は一つのチャンスになります。

◆具体的なチャート事例

さて、ここで具体的なチャートで解説をしていきたいと思います。
まずはこちら「キングジム」のチャートからです。

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この画像での出来高は、下の棒グラフが表しています。このチャートで出来高が高いのは、赤い丸で囲ったところになります。出来高が高いところでは、取引が活発になり、やはり株価の変動も激しくなっていることがわかります。もちろんそれは良い意味合いだけではなく、株価の下落を意味する場合もあります。左の赤丸のところは株価が上昇していますが、右の赤丸のところは株価が下落しています。

同じように「ホットランド」のチャートも見てみましょう。


出来高が高い場所があります。ここでも取引が活発です大きく窓を開けるまでに取引が行われています。このように、出来高が高いという事はその株が活発に取引されているという事ですし、トレンド発生と一緒に出来高が上がっていれば、それは「買い需要が高い人気の銘柄」という事です。

チャートだけに目を向けず、出来高の上昇を伴って株価が動いたか?も見てみれば、違った見え方で銘柄を見る事ができます。