かんたん株スクリーニング。逆張り投資法。

株式投資

株トレードには多くの手法がありますが、大きな括りの一つとして「逆張り」があります。逆張りは弊社としては推奨する手法ではありませんが、「あくまで手法の一つ」としてトレードの考え方を公開させていただきます。

逆張り投資法とは

この手法は、「相場の下落局面ではあえて買い、上昇局面においてはあえて売る」といった相場値動きとは逆方向にポジションを持つ手法を指します。

「逆張り」と呼ばれる手法は、割安なタイミングで買う事を目的とした手法なので、もし仮に成功すれば大きな利益を生むことができます。しかし、トレンドの流れに逆らって自分でタイミングをうまく掴んでいかなければならないため、失敗する可能性が高い手法なのです。相場の需給に逆行する手法なので基本的にオススメできる手法ではありません。

スクリーニングで逆張り銘柄とタイミングを見つける

実際に「逆張り」を狙う銘柄は以下の4つの条件でスクリーニングする事で見つける事が可能です。

①PER(Price Earning Ratio):株価収益率

1株あたりの利益から株価の割安性を判断する指標です。
計算式:PER=株価÷純利益(1株あたりの利益)
目安数値:0~25

②PBR (Price Book-value Ratio):株価純資産倍率

株資本から株価の割安性を判断する指標です。
計算式:株価÷BPS(1株あたりの株主資本)
目安数値:0~7

③ROE(Return On Equity):自己資本利益率

企業の収益性を図る指標です。
計算式:当期純利益÷自己資本
目安数値:3%以上

④株価25日移動平均の乖離率

乖離率とは、移動平均線と株価がどの程度離れて(乖離して)いるかを数値化した指標です。
つまり、株価と移動平均線の乖離率は、株価と移動平均線がどのくらい離れているかを示す指標です。
計算式:(株価移動平均乖離率)=(終値)/(株価移動平均)
目安数値:-5%以上

これら4条件により、「業績は良好であるが、株価が下がってしまっている」銘柄を検索することが出来ます。なお、スクリーニングによって銘柄が多く出てしまいすぎたり、少なすぎたりする場合においては、もう少し条件を緩めたり・厳しくしたりします。

具体的な流れ

楽天証券のiSPEEDで、実際に設定して検索をしてみたいと思います。まずは「スーパースクリーナー」を選択します。

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すると、銘柄をフィルタリングするための条件を決める画面になります。「条件追加」で任意の指標を追加していきます。

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PER、PBR、ROEは「財務」という項目から設定ができます。

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株価移動平均線からの乖離率だけは、「テクニカル」という項目から設定を行います。

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あとは、それぞれの数値を入力していきます。

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今回はの検索条件では1031の銘柄がヒットしました。

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1,000銘柄以上はちょっとありすぎるので、もう少しシビアに数値を設定し徐々に絞っていくのがスクリーニングの手順になります。ある程度絞ったところで、それぞれの銘柄の公開情報などのチェックをして、ターゲットとなる銘柄を選定していきます。

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さいごに

スクリーニング手法の一つとして「逆張り」の銘柄選定方法について解説しました。

これは株トレードで使われる手法の1つに過ぎません。実際には「売られる要因」があって株価が下がってきているという事なので、安易に逆張りを仕掛けるのは推奨しません。どこまで下がるか分かりませんし「落ちるナイフをつかむな」という相場格言もあるためです。割安感だけで銘柄を選ぼうとすると思わぬ失敗をしてしまいますので、注意してくださいね。