株式投資の初心者が注意すべきこと

株式投資

株式投資は少額から始められるので、初心者でも比較的はじめやすい投資です。ただし、始めるにあたっては株式投資のメリット・デメリットを理解しておきましょう。その点を踏まえ、初心者が株式投資を行うときに注意すべき点を解説していきます。

株式投資とは?

株式投資とは、その名のとおり企業の株を購入して、売却する、もしくは、保有して配当金や優待券などで利益を得る投資になります。FX(外国為替証拠金取引)は為替、不動産投資は不動産が対象になるのに対して、株式投資は企業の株が対象です。

自分が働いている業界の株や、自分がよく利用するお店の株、自分が好きな会社の株など、比較的なじみのあるものを対象に投資できる点も特徴と言えるでしょう。

株式投資のメリット

株式投資のメリットは、以下の通りです。

スタイルに合わせて投資方法を選べる

まず、自分のスタイルに合わせた投資方法があるという点です。スタイルとは、大きく分けると以下2つの観点があります。

  • 投資期間
  • 収益の種類

投資期間とは、デイトレードのような1日で決済する短期トレードから、数週間~数カ月の中期トレード、そして、それ以上の期間で投資する長期トレードと、さらに長い「年単位」で株式を保有する超長期トレードがあります。

たとえば、会社員であれば日中の取引回数が多い短期トレードは難しいので、長期トレードになるでしょう。また、比較的日中に自由な時間があるなら、短期~中期トレードをすることも可能です。

収益には、主なものとしてインカムゲインとキャピタルゲインがあります。インカムゲインとは配当益など定期的に得る収益のことで、キャピタルゲインとは売却益のように一時的に得る収益のことです。インカムゲインは主に超長期保有する場合に得られ、キャピタルゲインは短期~中期で売買を繰り返す場合に得られる収益です。つまり、株式投資は自分のスタイル、収益方法に合わせて投資できる点がメリットということです。

インフレに強い

また、もう1つのメリットは、株式投資はインフレに強いという点です。インフレとは、お金が世の中に出回りすぎて、お金の価値が下がり物価が上がることです。たとえば、今100万円で買える車が、インフレになり110万円になったとします。つまり、インフレになったために、何もしていないのに現金の価値が10万円分下がっているということです。

一方、株式投資の場合は、概ねインフレ・デフレに連動します。ただ、インフレの状況ということは、お金が世の中に出回っているので「消費」が活況な状態です。つまり、景気が良い状態なので、株式の価値(≒株価)が上がっている可能性も高いです。必ずとは言えませんが、少なくとも現金で持っているよりもインフレに対してリスクヘッジはできるでしょう。

株式投資のデメリット

一方、株式投資のデメリットは、投資スタイルによってはリスクが大きいという点です。特に、短期トレードは1日に大きく値動きする銘柄を対象にするので、利益も大きくなりますが損失も大きくなりやすいでしょう。そのため、投資スタイルと投資金額を間違えると、大きな損害が発生するリスクがあります。

初心者が注意すべき点

さて、上述した点から、初心者が株式投資で注意すべき点は以下の通りです。

中長期からはじめる

まずは、中長期からはじめましょう。上述したように、1日〜数日で決済するような投資スタイルはリスクが高すぎるため、1日で大きな金額を失うこともあります。また、短期になるほど決済のタイミングや銘柄選びの難易度が上がるので、初心者はまず中長期投資を行い投資の感覚と知見を養うことが重要です。

手数料に注意            

初心者が注意すべき2点目は、手数料に注意することです。ネット証券だと比較的手数料は安いですが、投資スタイルによって手数料は大きく異なります。小さい利益だと手数料によってマイナスになることもあるので、投資する前に必ず手数料はチェックしましょう。

また、電話注文など人を介して注文すると手数料は大きく跳ね上がるので、基本はネットで手続きすることをおすすめします。さらに、「信用取引」という証券会社からお金を借りて取引する方法は、手数料以外に金利もかかってくるので注意しましょう。その点も踏まえ、初心者は信用取引ではなく現物取引(お金を借りず自分の現金などを利用する取引方法)が望ましいです。

まとめ

このように、株式投信初心者は、まずは中長期のトレードからはじめましょう。そして、銘柄選びや決済のタイミング、株価が上下する流れなどを理解して、短期トレードに興味があれば移行するという流れが望ましいです。