株式投資に欠かせないスクリーニングは四季報と一緒に!!

株式投資

現在のネット社会では様々な銘柄選びについての手法が数多く取り揃えられています。無料で容易に使えるスクリーニングサービスや各証券会社が提供しているスクリーニング機能。また、最近では人工知能(AI)を活用したスクリーニングサービスも注目を浴びてきています。ただし、どのようなスクリーニングサービスを活用しようが、最終的には自己責任で投資する銘柄を決めなければなりません。今回は、スクリーニングサービスと四季報の両方をうまく使いこなすことをテーマに解説をしていきます。

何のためにスクリーニングするのか?

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何のためにスクリーニングが必要と考えますか。そう聞くとほとんどの投資家はこれから上がる銘柄を探すためと答えるでしょう。しかし、数千にも及ぶ銘柄の中からある一定の基準に基づいて銘柄を選びだして上がる銘柄を探し当てることは非常に困難をきたします。

更に投資対象となる銘柄の業績予想やニュースの確認、チャートなど様々なツールを複合して自分が投資していく銘柄を探さなくてはなりません。これらの一連した作業を繰り返し行いながら銘柄を探すのは大変な作業になります。

しかし「スクリーニング」という機能を使うことにより自分で考えた条件で銘柄を的確に探し出すことができます。株式投資で安定的に利益を出していくためにもこのスクリーニング技術を自分自身で身に着けていくことが重要です。

四季報の基礎知識

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スクリーニングを行うと同時に四季報を有効活用すれば更に強固な銘柄選びに近付けます。四季報は本屋さんなどでよく見かけます。年に4回出版されていて日本の上場会社の基本情報や株価データ、業績などがびっしりとまとめられている情報ハンドブックです。この四季報にはどのようなことが書かれているのか重要なもののみをピックアップしてご紹介します。

1. 解説記事
会社の事業内容や特色、事業部門ごとの売上高に対する構成比率、業績見通し、新製品・新技術や新規事業・設備投資などの株価材料が掲載されています。この欄を読めば、会社の現状や当面の見通しを知ることができます。

2. 財務指標:総資産
会社が所有する有形・無形の財産の総額です。

3. 自己資本
総資産から負債などを差し引いた、返済する必要のない額です。

4. 自己資本比率
総資産のうち、自己資本(株主持分)が占める割合です。

5. 資本金
株主が払い込んだ出資金のうち、資本金として組み入れられている額です。

6. 業績の推移
売上高や1株当たりの利益、配当などの業績が数期にわたり掲載されているので、中長期の視点で業績の推移を見ることができます。

決算期の後に「予」とあるのは、会社四季報編集部の独自の判断による予想数値、決算期の前に「会」がついていれば会社が発表した業績予想数値になります。四季報を使って複数年度の業績を比べることで、会社の成長力や投資価値を一目で見ることができます。また、業界担当記者が独自取材・独自分析で来期の業績を先読み。国内上場3,720社を四季報で、業績上振れ濃厚な好調会社や有望会社を探し出すこともできます。

スクリーニングと四季報を使った銘柄選びの手順

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四季報には定型本意外にCD‐ROMとしても販売されています。そのCD‐ROM版を使うことで四季報に掲載されている膨大なデータを用いてスクリーニングができますが、使いこなすには少しハードルが高いようです。また、四季報を実際に購入して自分の目で全てに目を通すという作業がその後の株式投資のスキルアップに大いに役立つことになると考えます。そこで、比較的容易にできる四季報とその他のスクリーニングサービスを併用した銘柄選びについて解説していきます。

スクリーニングで一番大切なことは自分がどのような銘柄に投資をしたいかということを自分自身で明確にしておく必要があります。スクリーニングをする際の基準値は自分で決めていく必要があります。そのため、どのような銘柄に投資するかでその数値が全く異なってきます。例えば高財務内容の企業へ投資したいということであればPER、ROE、PBRなどの数値を意識する必要がります。高配当銘柄ではもちろん、配当利回りが重要な数値となります。それぞれ自分が今後どの銘柄に投資したいか自分自身で理想の企業を描いて数値を決めていかなければいけません。

この作業がスクリーニングをする前段で最も重要な作業になります。自分で選んだ数値を用いてスクリーニングした結果、数銘柄を抽出します。そこからが四季報の出番です。抽出した銘柄を四季報でコマなくチェックすることが最強の銘柄選びの最大のコツになります。というのもスクリーニングシステムはコンピューターが投資家自身で決めた数値のみで選び出した銘柄ばかりです。そのため四季報を用いて以下の確認作業が必要になります。特に重要なものは売上高、営業利益、経常利益、純利益、1株益、1株配になります。

四季報はこれらの数値について今期および来期の業績まで予想してくれています。つまり、自分がスクリーニングした銘柄が今後どの程度伸びるかが一目でわかるということです。現状のスクリーニングで抽出した銘柄が来季に向けて伸び悩むような予想では購入を避けるべきです。半面、ホップ、ステップ、ジャンプと順調に将来に向けて上向いていく予想の会社は有力な候補として挙げられます。スクリーニングはあくまでも一定の数値を下にコンピューターが導きだした銘柄。その銘柄の特徴、将来像、企業内容について四季報を用いて確認することで最強の銘柄を導き出すことができます。

スクリーニングの楽しみ方

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四季報のファンが非常に多いということをよく聞きます。最近雑誌が売れないと耳にしますが、そんな市況の中でも売上が比較的安定的に維持しているのが四季報です。私も毎回販売当日に購入しますがあの分厚い四季報をその日の内に一読します。

自分で決めた数値で銘柄をスクリーニング。そしてその銘柄を四季報で確認。こうした一連の作業を自分でコツコツしていくことで株式投資に対するスキルアップにつながり投資が楽しくなっていきます。自分で探し当てた銘柄が自分の思っていたように値上がりしていけば感動することでしょう。まるで我が子の成長を見ているような気持ちになります。

銘柄選びについては株式投資専門の週刊誌や月刊誌、新聞やネット情報が乱立しています。そのような銘柄に飛びつき購入している投資家も多くいるみたいですが、そのようなことを繰り返すと安定した利益を出すことはできないとともに株式投資の面白さを実感することができないような気がします。

まとめ

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株式投資について自分のスキルをアップしていくことで安定的に利益が出せるようになると思います。そのためには自分なりのスクリーニング手法の確立が必要となります。今回解説したスクリーニングと四季報の併用は万全なものではありません。様々な情報を判断できる人工知能(AI)を有したシステムによるスクリーニングサービスが一般化されることを願うばかりです。皆さんも自分のオリジナルの銘柄選びを確立してみてはいかがでしょうか。