株が上がる仕組みから、勝てる投資方法を探る。今の株式相場はコレで!

株式投資

投資家のあなたは、株価が上がる仕組みについて、なんども考えたことがあることでしょう。実際、様々な要因が株価の上がる理由として語られています。

解説されている株価が上がる理由に、あまり間違いはありません。悪く言ってしまえば、証券会社の記事などで語られていることは、後付けの理由とは言え、それを理由に株を買った人がいたから上がったという意味で、正しいのです。

しかし、それでは株価が上がった後にしかわからないので、自分の利益にはできません。本記事では、株価が上がる仕組みを見直し、どのように対応すれば利益に変えられるかについて紹介します。

内部関係者の利害

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まず、株式会社の利益にかかわる者をステークスホルダーと言います。この内分けを見ていくと、株式保有者と会社経営者、従業員などがあげられます。我々が手軽に売買できる株式は、証券取引所に上場している会社の株式です。会社やその会社の株主にとって、株式市場で新規に株式を購入する人は、外部の法人や個人になります。当然、同じ株式をめぐって利害関係が異なる人たちが集まることになります。このため、需給と呼ばれる売り手と買い手のバランス調整が生まれます。このバランスは常に変わるので、株価が上下するのです。

では内部関係者にとって株価が上がると考えられる理由には、どんなものがあるでしょうか?まず、経営者や従業員にとって自分の会社の価値が上がるのは、業績が良くなったときです。これは社内努力が、大きな影響力を持ちます。毎年、株式市場の平均以上の売り上げや利益の成長率を維持していれば、着実に株価が上がるのは当たり前と考えるでしょう。そして、株価が上がることで給料や保有株の株価があがり、利益を得ることができます。

我々投資家としては、その会社が投資テーマに合っていて、業界での立ち位置も優位にあるか、などが重要になります。しかし、そもそも業績の成長率や成長期待が満足いくものでなければ資金は入れられません。こう考えると、内部関係者の利害が安定している会社の株価は、中長期的に上がるのです。外部からお金が入らなければ、株価が上がらないと主張する投資家は多いですが、資金が入る仕組みの根本理由は、内部関係者の利害にあることは覚えておきましょう。

外部関係者の利害

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次に株価が上がる仕組みで重要な要素は、外部関係者の利害です。これは株式市場のレポートなどで毎日解説されているので、ご存知の方も多いと思います。でも、具体的にどんな項目があるか整理したことのある方は、意外と少ないと思います。ここでは重要と思われる外部関係を上げてみます。

まず、国内の経済状態があります。俗にいう景気が悪いと、そもそもの資金の動きが悪くなるので株式にお金が入らなくなります。そうなると、企業業績に全く変化がなくても、株価は上がりにくくなります。経済状態の影響は、株式市場全体の資金の動きにより、個別銘柄の株価に作用すると考えられます。

2つめは、海外投資家の売買動向です。彼らは世界中の金融商品、例えば株式、債券、コモディティやデリバティブにバランスよく資金を振り向けるようにしています。このため、日本や日本の株式市場の状況にかかわらず、投資資金を増やしたり、減らしたりします。結果として、株価の変動の仕組みに大きな影響を与えることになります。日本の株式市場では、約7割の売買が外国人投資家の資金で成り立っています。そのため、株価が上がる仕組みの中でも、重要性は極めて高いと言えるのです。

最後は、政治です。これは主に国内の事情を指します。例えば、外国からの投資資金に税金をかけたり、投資利益の税率を変えたりすれば、市場の7割を占める外国人投資家のお金の動きに、大きな変化を起こすでしょう。この要因だけは、株式市場ではどうにも決められない、ルール変更に該当するので、日々のニュースで政治をチェックすることは日課にしておいた方が良いでしょう。

株価が上がる時に買うためには?

長期運用と積立投資で低リスクにする.jpg

これまで、株価が上がる仕組みとして、内外の関係者の利害を説明してきました。確かに、株価の変動の理由として、納得できると思います。しかし、実際の売買で利益を上げるには、これだけでは不十分です。最も重要な要素といえるのは、株価が上がるタイミングです。資金を投入して株式を買い上げていくタイミングがわかれば、それに乗るだけで大きな利益を得られます。

そのタイミングとは、どんなものがあるでしょう?いくつか例を挙げると、決算日、株式分割、新規上場(IPO)など、企業にとってのビッグイベントが上げられます。また、為替の変動や金融緩和による資金の増加も上げられます。これらを完璧なタイミングで売買する方法はあるでしょうか?株式投資で億万長者になった方は、短期間とは言えこのタイミングをものにした人たちと言えます。しかし、その成功率が極めて低いことは、想像に難くないと思います。

これまでは、個人の特殊な読みや慧眼でタイミングが計られていました。しかし、これからの時代はビッグデータを解析するAIが、人に代わってその役割を担うのではないでしょうか。

まとめ

株価の上がる仕組みについて、利害関係とタイミングの点から紹介しました。これからの時代、多くのパラメーターを総合的に判断できる人や手法が、株式投資で利益を上げていくでしょう。それを可能とするAIの利用は、勝てる投資家の必須条件になっていくかもしれません。